技術ブログ 関数型プログラミング入門 1 (メリット編)
関数型プログラミング入門 1 (メリット編)

関数型プログラミング入門 1 (メリット編)

今回は、関数型プログラミングに関する内容だね!

この記事を読めば、関数型プログラミングのすごさを学べますね!

本記事で学べること

・関数型プログラミングの概要
・関数型プログラミングを使うメリット

はじめに

近年において関数型プログラミングが注目されつつあります。これは、命令型プログラミングと比べて、様々な点において関数プログラミングが優れているからです。では具体的にどのような点で優れているのでしょうか。本記事では、関数プログラミングを使うメリットを紹介したいと思います。

関数型プログラミングとは

関数型プログラミングとは、関数のみを使ってプログラミングを行うスタイルのことをいいます。関数とは、 C 言語のような命令型プログラム言語でよく使われる処理の実行によってシステムに変化(副作用)が発生したり、 引数が同じでも状況に応じて戻り値が異なったりするものではなく、数学における純粋な関数のことをいいます。関数プログラム言語の代表例としては、Haskell や Lisp などが挙げられます。

メリット

宣言的な記述

一つ目の優れた点は、関数型プログラミングが宣言的であるということです。関数を使ってプログラムを書く場合、どのような処理を行うかということを端的に記述します。その結果、プログラムを簡潔で高水準に書くことができます。つまり、非常に複雑な処理やアルゴリズムを関数のシンプルな組み合わせで書くことができます。
 

ソフトウェアの高品質化

二つ目の点は、ソフトウェアの高品質化を実現できることです。純粋な関数を使ったプログラムは副作用がありません。したがって、関数を実行してもプログラムの他の部分に悪影響を及ぼすことがないのです。これにより、命令型プログラミングによって書かれたプログラムと比べて、プログラムを解析・検証しやすくなります。さらに、静的型付け機能により、プログラムの問題を素早く発見することができます。
 

並列計算

三つ目の点は、関数型プログラミングが並列計算に向いているということです。というのも、関数型プログラミングの関数は相互に独立しているため、並列性が内在しているからです。

まとめ

本記事では、関数型プログラミングを使うメリットについて紹介しました。次回は、今回紹介した関数型プログラミングの優れた点の背景にある、関数型プログラミングの特徴を紹介しようと思います。これから関数型プログラミングについて楽しく学んでいきましょう!

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