投稿日 2023.04.17

Stripe vs GMOペイメントゲートウェイ

  • 決済代行サービス

今回は、オンライン決済代行サービスに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

はじめに

決済代行サービスとは、クレジットカード決済、コンビニ決済などの多種の決済を販売店の代わりに行うサービスです。決済代行サービスを利用すれば、決済にかかる手間が省け、事業を効率的に運営を行うことができます。最近では、たくさんのオンライン決済代行サービスが登場し、どれを利用するべきか困っている人も多いと思います。そこで本記事では、主流のオンライン決済代行サービスであるStripeとGMOペイメントゲートウェイについて、1. 決済方法の豊富さ、2. 決済手数料、3. セキュリティの観点から比較してみたいと思います。

想定する読者

オンライン決済代行サービスを利用することを検討しているEC事業者

Stripeとは

Stripeとは、米国企業Stripeが提供するオンライン決済代行サービスです。

GMOペイメントゲートウェイとは

GMOペイメントゲートウェイとは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社が提供するオンライン決済代行サービスです。

比較

決済の柔軟性

  • Stripeは、クレジットカードやコンビニ決済、銀行振込が可能で、135以上の通貨に対応しています。また、クレジットカードブランドは、VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、中国銀聯、EFTPOSに対応しています。
  • GMOペイメントゲートウェイは、クレジットカードやコンビニ決済、Pay-easy、Mobile Edy、モバイルSuicaに対応しています。また、クレジットカー ドブランドは、VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Clubに対応してい
    ます。

クレジットカードブランドの多さでいえばStripeに分がありますが、決済方法の種類はGMOペイメントゲートウェイの方が豊富に取り揃えてあります。

 

クレジットカードブランドの多さでいえばStripeに分がありますが、決済方法の種類はGMOペイメントゲートウェイの方が豊富に取り揃えてあります。

  • Stripeの決済手数料は、クレジットカードやコンビニ決済が3.6%で、銀行振込が1.5%となっています。
  • GMOペイメントゲートウェイの決済手数料は、クレジットカード決済が3.95%、コンビニ決済が3.0%、Pay-easyが3.0%、Mobile Edyが5.0%、モバイルSuicaが5.0%となっています。

決済手数料は、Stripeの方が安く済むといえるでしょう。

 

セキュリティ

  • Stripeは、PCIサービスプロバイダレベル1の認定を受けています。
  • GMOペイメントゲートウェイは、ISO27001を取得しており、またPCI DSSに完全準拠したクレジットカード決済を実現しています。

セキュリティの観点では、どちらも優れているといえます。

 

まとめ

本記事では、オンライン決済代行サービスであるStripeとGMOペイメントゲートウェイについて、3つの観点から比較しました。決済の柔軟性の観点では、Stripeが多くのクレジットカードブランドに対応している一方で、GMOペイメントゲートウェイには多種の決済方法が用意されてることを見てきました。また、決済手数料の観点では、クレジットカードやコンビニ決済、または銀行振込を利用するならStripeの方がお得であることを説明しました。さらに、セキュリティの観点では、どちらも十分に優れていることがわかりました。ぜひ本記事を参考にして、自社事業の特徴に合った決済代行サービスを活用してください。

語句の説明

PCIサービスプロバイダレベル1: 1年間で30万件以上のクレジットカードを取り扱う企業に対して認定される資格で、決済業界において、最も厳しい認定レベルだといわれている。
ISO27001: 企業などが取り扱う情報資産を管理する情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格のこと。
PCI DSS: クレジットカード情報を取り扱うために策定された、クレジットカード業界のセキュリティ基準で、クレジットカードを扱う全ての事業者が適用対象になる。